コミュニケーションの場づくり(合意形成)の専門家~会議のファシリテーターに!

2017年の秋は青山学院大学社会情報学部
ワークショップデザイナー育成プログラム
に通っておりました。

このプログラムはコミュニケーションの場づくり
の専門家を育成するためのプログラムです。

120時間の時間を受けました。

このプログラムは私の業務にどうしても必要なものでした。

就業規則(や雇用契約書)の作成をすると言っても
様々なご提案をさせていただくことになります。

就業規則は会社の規則や賃金等の労働条件を記載するものだからです。

しかし、役員間で方針がまとまらないということが良くあります。

■二代目の経営者であれば、社長と昔からいらっしゃる取締役の方
■ベンチャー企業であれば、社長と取締役の奥様等
■事業承継の場合には、父親と会社を引き継ぐご子息

具体的にはこんな意見の衝突です。

「規則を厳しくしすぎると社員が付いてこない!」
「いや、甘くしすぎると会社の秩序が乱れる」

「父さん、社員の待遇をもっと良くしないと
これからは良い人材を採用できないよ」
「会社が危機に陥ることだってある。
そのときに備えないといけないんだよ。
お前は会社が大変なときを経験していないから
そんなことが言えるんだ」

よくある衝突です。

誰も間違えたことは言っておりません。

会社の方針がまとまらないと私の業務も終了しません。

私の仕事は単に形式だけ書類を作成すれば良い
というものではないからです。

きちんと会社の実情に合った規則や
労働条件を定めるものだからです。

そこで、役員会議のファシリテーターを
させていただくことがあります。

今までもファシリテーション塾という勉強会で
コミュニケーションの場づくりを行うファシリテーターとして
合意形成に至るスキルを身につけるべく実践を通じて学んでまいりました。

代表は、3000人対話集会を自社で行った方で
非常に勉強になり実際に業務でも役に立ちました。

3年弱で121日の活動を行ってまいりましたので
私の大きな強みとなっております。

しかし、今回、実践だけではなく理論も深く学びたくなり
大学のプログラムに参加しました。

120時間を費やしましたので
理論もきちんと学ぶことができました。

「みんな違ってみんないい」

誰も異論はないでしょう。

しかし、コミュニケーションの場では
一定の合意に至らないと困る場面が多々あります。

そのような場面でお手伝いをさせていただ射ています。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

関連記事
事業承継等で生じる問題~「就業規則作成過程で親子間で意見の対立が・・」
人手不足時代の問題社員対応と就業規則