フェスティナレンテ社会保険労務士事務所HPへ初めてお越しの方へ

当事務所は、開業以来、一貫して労務問題の相談を受けて、その解決・改善を業務としてまいりました。その際には、会社と従業員全体との契約書である就業規則の整備が必要になることがほとんどですので、就業規則の作成・見直しが業務の中心です。その業務だけで事務所の売上の9割以上を占める専門事務所です。
この業務は、従業員の皆様の問題を扱いますので、経験・能力、及び仕事に対する姿勢で大きく差が出る業務です。したがって、「どのようなスタンス(思い)で仕事をしているか?」も極めて重要だと私は考えています。そこで、どのような思いで私が仕事をしているかをお話させていただきたいと思います。

会社を守る就業規則

ご存じのように現在多くの会社が赤字です。統計を見ると黒字の会社の割合を調べてみると少なくて驚きます。そして、10年続く会社は本当に少ないです。実際に、私のお客様・友人・お世話になった多くの方も会社経営をやめざるを得ない状況になりました。

会社がつぶれたら大変なことになります。経営者は会社の借金の借り入れについて個人保証をしているでしょう。資産をすべて失うことになるかもしれません。真面目に働いている従業員の皆様も生活の基盤を失います。会社は集団です。たった一人の無責任な行動で会社が崩壊というのは珍しいことではありません。また、資源は有限ですので厳しいことを従業員の皆様にお願いしないといけないこともあるでしょう。

そこで、「会社を潰したくない」という皆様の思いを具現化する「会社を守る就業規則」というスタンスで業務を行ってまいりました。

会社を守る就業規則とは?

就業規則を作成するメリットとしてよく挙げられるのは、「労務トラブルを未然に防ぐ」「実際に問題が起きたときに解決手段として役に立つ」ということです。つまり、「何かあったときのため」という現実に生じていないリスク回避についての話が多いのです。もちろん、それらは重要です。しかし、私は以前からもっと大切なことがあると思っていました。それは、今現実に、会社に生じている人事労務の課題を解決することです。これができなければ意味がありません。過去に1度痛い思いをしたことを2度と起きないようにすること、及び現在困っていること(不安なこと)を解決すること。これこそが真に会社を守るために重要なことです。

そこで、当事務所では会社に生じている問題を解決する手段として役に立つ就業規則を作成しています。このコンセプトを明確にするために、当事務所の就業規則は「課題解決手段型就業規則®」と命名して商標を取得しています。

問題が生じたとき、会社にとってベストな解決策とは?

人間は価値観が様々です。どのような会社にしたいかも事情も様々でしょう。したがって、問題が生じたときに、「どのような解決策を望むか」は会社ごとに様々です。法律を遵守した上で、かつ社会的に問題のない解決策であれば、会社が望む解決策が全てに優先します。何らの経営責任も負っていない外部の専門家が「こうすべきです」と安易に口にするべきではないと思っています。「会社の経営に対する責任をとれるのですか?」と私は思います。
<h2>私が意見を求められたとき
しかし、「この場合には、どのような解決策が良いでしょうか?」と意見を求められることがあります。その際には、専門家としての意見を述べさせていただきます。専門家としての意見を述べるのに必要なのは何でしょうか?

膨大な経験に裏打ちされた実際の経営の場で役立つ生きたノウハウです。知識については、書物やセミナー等で学べます。しかし、経験はそうはいきません。そして、経験は1件業務を行うごとに一律に増えていくというものではありません。同じ業務を行っても、人によって得られる経験の深さ(密度)が大きく違ってくるからです。経験は取り扱った数でも年数でもなく、深さ(密度)が大切です。密度の濃い経験をするためには、密度の濃い業務を行うことが大切です。

当事務所が条件の大変厳しいご相談も積極的にお引き受けしてきたのはそのためです。また、1件の業務に対してどれだけ真剣に取り組んだかも大切です。年間100社の業務を行おうが、効率だけを考え流れ作業のように業務を行っていては密度の濃い経験など積めるわけもありません。当事務所が業務効率を考えず1社にかける時間を無制限にしているのはこのような考えにもとづきます。(フォローの期間も相場からすると、極端に長く設定しているのはそのためです。)

まるでクライアントの問題を自分のことのように考え、会社とともに解決していく姿勢が密度の濃い経験を積むのに必要なのです。

「ここまでやってもらえるとは思わなかった。」とお客様から言われることがあります。大変うれしいことですが、良い意味でクライアントの期待を裏切るぐらいの仕事を続けていくことが専門家としての密度の濃い経験を積むために必要だと考えています。

事務所名の由来

開業以来一貫して、このスタンスを貫いて業務を行っています。当事務所名の『フェスティナレンテ』とはラテン語のことわざで『ゆっくり急げ』という意味だそうです。合理性を追求し無駄を省くのはとても大事なことです。時間は有限ですので、当然です。しかし、合理性ばかりを追求するのにも問題があると思うのです。一見、無駄で遠回りに思えることの中にも大事なことがある。遠回りしたからこそ見える景色もある。そう思うのです。そういう思いを込めた事務所名です。事務所名にフェスティナレンテと使用している以上、この思いを抱き続け業務を行っていきます。

誰が行うか?

整体院などでたいへん高名な院長先生に観ていただくと、ガッカリすることが多いです。なぜかというと「この先生に診て欲しい」と思ってうかがうのですが、最初の1~2回はその方が対応してくださりますが、いつの間にかあとはスタッフの方に替わることが多いからです。中には、その先生とお会いするのは最初だけでその後は全く顔を合わせないことすらあります。

世間的にもそれが常識になっているのかもしれません。確かに、仕事の内容によってはそれでも良いのかもしれませんが、労務問題のような専門家の価値観によって結果が変わってくるような業務は、契約前の段階から業務終了まで一貫して、一人の人間が対応すべきだと思っています。「何をやるか」と同じぐらい「誰がやるか」が重要な問題だと思っております。

当事務所にご相談をしていただいた方は私とご契約をいただいたはずですから、どんな些細なことであっても、私が全て責任をもって対応しております。そのために、スタッフを雇用せず、お客様にお手伝いをしていただいた割合に応じて料金を値下げするというプランを採用しているのです。

以上、当事務所のスタンスをお伝えしました。ご賛同頂ける方からのご連絡をお待ちしております。