就業規則の専門家の選び方のポイント 

今回は、私が専門家選ぶ際に
注意していることを書きたいと思います。

就業規則の専門家を探している方の
選び方のご参考になればと思います。

専門家にご相談した際に
「それはできません」
と言われることがあります。

就業規則の専門家選びのポイントと言うより
日常的に言われていることですよね。

この言葉を言われたときには、
私は次のことを意識するようにしています。

「それは理論上できないことのか?」

それとも、「専門家の側の実力が足りないために
できないことなのか?」

どちらかということです。

就業規則の場合には「法律上できないことなのか?」
それとも、専門家の実力が足らずにできないことなのかです。

当たり前ですが、両者では全く異なります。

前者であれば、確かに「できない」です。
不可能です。

しかし、後者であれば、その人ができないだけです。
他の人であればできることもあります。

同じ「できない」であっても全く違います。

専門家にも力量の差が当然あります。

特に、自分の専門領域でなければ
できないことだってあります。

医師だって眼科医は外科手術はできないでしょう。

同じ眼科医でも高度な専門的な手術は
できない医師も多いのではないでしょうか?

しかし、理論上できるケースであるにもかかわらず、
「理論上できない」とお客様にお伝えしているケース
が思いの外多いです。

しかも、専門家の中には鼻で笑うような
失礼な対応をする方もいらっしゃいます。

ご本人にはその認識はないのでしょうが、
言われた側にとってはそのように感じるものですよね。

私はこのような対応をされるとショックですので
自分は絶対にしないようにしています。

話がそれました。元に戻します。

もちろん、自分ができないだけなのを知っていて
あえて「理論上(法律上)できません」と言う専門家はいません。

大抵の場合は、専門家の力量不足で
解決手段が「ある」のに「ない」と思っているのです。

ですから、「できない」と言われたからといって
私は諦めないようにしています。

そのためには、何人かに当たってみることが
必要だと思っています。

これは、就業規則で社会保険労務士に
相談する場合にも当てはまることです。

他の専門家に「それは、できません」
と言われたという方が多くお越しになります。

しかし、よくお話を伺ってみると
全く問題がないことがけっこうあります。

もし、就業規則(人事労務の問題)について
ご相談をして「できない」と言われた場合、

そこで、まずは、「どうして、できないのですか?」
と聞いてみてください。

その解答に納得がいかない場合、
何人かの専門家に当たってみることをお勧めします。

全然、違った答えが返ってくることがあります。

それから、御社でご判断いただいても遅くはないと思います。

何人かの専門家にご相談するのは決して失礼なことではありません。

それほど、就業規則は会社にとって重要なことだと思うからです。

当事務所には他の専門家に相談したことがある
方が多くお越しになる方も多いです。

当事務所の就業規則無料コンサルティング
を受けていただき、

解決手段が見つかる会社様も多く、
大変喜んでくださいます。

そういうときは、本当にこの仕事を
やっていて良かったと思いますね。

最後まで、お読みいただき,
ありがとうございました。

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