定額残業代に対する判例の傾向

以前も書かせていただきましたが、
定額残業代には厳しい判決が続いています。

「もう、これから新たに定額代を導入するのは
どうなのかな?」

そう思っていましたので、
先日、定額残業代のセミナーに
参加してまいりました。

「 知らないことが一つでもあれば良いな」
というぐらいのつもりで出たら、
最近の判例をほぼ網羅的にまとめてくれていて
想像以上に良かったです。

体系的網羅的に(しかも、簡潔に)説明していただき
理解が深まって良かったです。

この定額残業代は、きちんと要件さえ満たせば、
労働基準法(労働基準法37条)に
違反するものではありません。

また、民事の裁判においても
「定額残業代の制度自体」が最高裁判決で
否定されたわけでもありません。

就業規則(賃金規程)に
記載しておくのは当然として

要件さえ満たしていれば
いまだ法的に有効だということです。

そもそも、定額残業代は従業員の方にとって
利益こそあれ不利益ではないはずのものです。

本来の趣旨通りの使い方をしていれば
裁判になるはずのない制度です

定額残業代が否定された事案を読めば、
「確かに、これでは認められないのでは…」
と思うものが多く、

そう考えるとまだまだ定額残業代は
導入の検討の余地のある制度
なのかもしれません。

残業が減ること(残業削減)により、
結果として残業代削減につながる
ことは確かですからね。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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