労務問題の解決が難しい理由(難しくしている正体)
「労務問題って中々自社では解決できない」
ということでご相談をいただきます。
では、なぜ、解決できないのでしょうか?
法律の知識が足りないからでしょうか?
ノウハウや経験の問題でしょうか?
もちろん、それらは大切です。
法律の知識は問題解決のファーストステップです!
また、ノウハウや経験があれば解決できることも多いです。
しかし、実は、本質的なことはそこではないと思っています。
問題の解決を妨げている最も厄介なもの。
それは、人間の感情です。
腹が立つ!
あいつはむかつく!
社長の言うことは効聞きたくない!
人間にはこのような感情があり
とりわけ、毎日顔を合わせざるを得ない
会社の人間関係にはそのようなことが
生じることがあります。
このように感情が絡み合い
しかも、中々相談する相手もないと
問題が複雑化します。
関係者のお話をうかがえば
問題自体はけっこうシンプル
な場合も多いのですが、
それは、当事者では気づかないこともあり、
そこで、中立な第三者が必要になってくるのでしょう。
これは、ファシリテーターの業務になるのでしょうが、
あくまでも労務問題です。
労働法などの法律もからみますし、
就業規則に記載する必要も出てきますので、
労働法の知識を備えた就業規則の専門家で
あることが前提となります。
就業規則の専門家であると同時に
ファシリテーターとして訓練を
積んできた経験が役に立っているのだと思います。
確かに、2年7ケ月で121日も
ファシリテーションの活動しましたからね。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。