「就業規則の重要性」を就業規則セミナーでお伝えして起きたこと!

数年前のお話です。

就業規則セミナーを行いました。

約30社程度にお集まりいただき
非常に好評でした。

そのときに、以下のような声をいただきました。

●「小嶋さんのセミナーを受けて
就業規則の大切さがわかったので、
会社の近く人にお願いしました」

●「就業規則の大切さがわかったので、
安くやってくれる人に依頼しました。
セミナー本当にありがとうございました」

何人かの方から言われました。

「私に依頼してくれれば良いのに・・」
と少し思ったことは否定できませんが、

それ以上に、就業規則の重要性が伝わったので
ご参加者にもセミナー主催者にもお役に立てて
良かったとほっとしておりました。

自主セミナーではなかったのですからね。

しかし、そう言っていただいた方の中から
しばらく経過してからご連絡をいただきました。

「小嶋さんに就業規則を
見直してほしい」というのです。

「専門家に作成してもらったはずなのでは?」
と思い就業規則を拝見すると・・

私がセミナーでお伝えした内容のものとは
まるで違うものになっておりました。

また、就業規則に解説がついてなくて
これではしばらく経ってから
就業規則を読み直しても

意味が分からない箇所が多いだろうと
推察されるものとなっていました。

打合せ時に1度や2度お話をきいただけで
全てを覚えるのは困難でしょう。

後から見直しても大丈夫なように解説が
必要だと当事務所では考えております。

また、成果物はデータで渡してくれなければ
困ります。

紙やPDFで渡されても自社で変更
できないじゃないですか!

就業規則に限ったことではありませんが、
誰が行っても同じなどということはありません。

セミナー等で就業規則の重要性を
お伝えしなくなったのはそれからですね。

もちろん、今でも就業規則が重要である
と思っています。

しかし、それ以上に誰が作るかが
もっと重要です。

つくる人のスキル・経験・考え方
取り組み姿勢が大切なのです。

しかし、お客様がその専門家の能力を
判断するのは実はとても簡単です。

専門家何人かに会って
具体的に色々聞いてみて比較検討
してみればよいだけです。

専門家なら皆同じだと思って
比べないからわからないのだと思います。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。