最も高い就業規則(高額な就業規則)とは?~数百万円の就業規則になることも!
この記事をお読みの方に一つ
お聞きしたいことがございます。
御社にとって最も高額な就業規則とは
どのような就業規則でしょうか?
当事務所にご相談にお越しになる方は
意識することなくそのような就業規則を
作成してしまっている方もいます。
では、どのような就業規則でしょうか?
以下のどれでしょうか?
A.有名な専門家に依頼した就業規則
B.経験不足の専門家に依頼した就業規則
C.その他
少しお考えください。
最も高額な就業規則は有名な専門家に依頼した就業規則か?
「A.有名な専門家に依頼した就業規則」でしょうか?
確かに、高額です。
しかし、メリットもあります。
安心感も得られるでしょうし、
自分の知らないことをご提案
してもらえることもあるでしょう。
料金に見合った内容のものになるはずです。
しかし、もっと高いものがあります。
経験不足の専門家に依頼した就業規則が高額か?
それでは「B.経験不足の専門家に依頼した就業規則」
でしょうか?
就業規則は賃金、労働時間、社員の行動
に対する対応等を記載します。
経験不足の専門家が作成したら問題
が生じたときに対応できないでしょう。
その際に、会社が被る損害ははかりしれません。
例えば、完全週休二日制を導入できない会社があったとした場合、
力のある専門家であれば何種類ものパターンの提案をできます。
いくつもご提案されれば、
その中で一つぐらい会社として実行可能な施策があります。
しかし、経験が不足していると、
1つの課題に対して何種類ものご提案ができません。
その制度が会社が実行可能な制度であればよいのですが、
そういうケースばかりではありません。
そうなると、会社もその制度に合わせることができなくて、
結果として違法な運用になることがあります。
そんな状態になれば、
どうなるでしょうか?
場合によっては退職した社員から
未払い残業代請求をされることもあるでしょう。
その損害たるやはかり知れません。
しかし、もっと、高くつく就業規則もあります。
それは、どのような就業規則でしょうか?
一番、高い就業規則は経営者が作成する就業規則です
結論から言うと、社長が悩みぬいて
お一人で作成する就業規則です。
なぜなら、経営者の時給単価は非常に高いからです。
少なくとも就業規則を作成しようと思う
ぐらいの社員数を抱えた会社であれば、
それぐらいの時給単価でなければ困るはずです。
費やす時間を金銭で評価すると
膨大な金額になるはずです。
その金額を換算すると百万円を超えることもあります。
これは、つまり就業規則の作成料金が百万円を超える
ということになりませんか?
この金額だと、高額な事務所に依頼するよりも
高くなる就業規則です。
当事務所には、お問合せをいただいた段階で、
経営者(社長・取締役)の方が誰にもご相談せず
1年(少なくても数か月)近く悩みぬいて
インターネットや本を調べて勉強したうえで
いらっしゃること方もいます。
しかし、経営者の仕事は会社経営であって、
労務管理は本業ではありません。
誤解なさっている点があったりします。
そうなると、1年間悩んで勉強もして
出した結論にもかかわらず
もう1度、1から対策を考え直さないと
いけなくなります。
その費やした苦労と言いますか、
時間が水の泡になってしまいます。
確かに、就業規則の作成・変更は社員の方には
任せっきりにできない問題もあります。
例えば、人件費の絡む問題は経営者
自らが考えないといけない問題です。
お一人で悩むこともわかります。
しかし、数か月も1年も悩んで
自分でお調べになるのであれば、
もっと早くに外部の専門家に
ご相談いただきたいと思います。
1発で解決することも多いです。
専門家とのうまいお付き合いの仕方を模索
していただけたらと思います。
専門家ごとに料金が異なる理由を知りたい方へ
この記事では、最も高い就業側とは?
というテーマでしたが、
専門家に依頼しようとした際、
料金が3万円から60万円と幅広いことに戸惑うと思います。
専門家ごとに料金が違う理由を
りたい方は以下の関連記事をお読みください。
関連記事
就業規則作成の料金相場
就業規則の報酬の相場っていくらですか? ~現在、料金を見直しています
ホームページでも内容をまとめています。
コンパクトに内容を知りたい方は以下のページを読みください。
最後まで、お読みいただき、
ありがとうございました。