残業の削減には労働時間に関する正しい知識がスタートです

残業を削減するためには
まず労働時間についての
正確な知識が必要です。

例えば、着替えは労働時間ですか?

よく質問されます。

このご質問をいただくということは
「労働時間の正確な定義ができていない」
ということです

つまり、何が労働時間となって何が労働時間とならないか
の正確な判断ができていないということです。

着替えの時間については、
労働時間になることもあれば、
ならないこともあります。

「着替えは労働時間ではありません」
というルールをつくり就業規則に記載しても
何の意味もありません。

労働時間となるか否かは就業規則に記載した
内容によって決まるものではないからです。

会社が決めることではなく、
労働時間の定義から考えて導き出すものです。

残業の削減には労働時間の正確な知識
が必要であって、

就業規則を作成するだけでは意味がない
と私はお話をさせていただいています。

それは、こういうことなのです。

もちろん、就業規則は大切です。
ただ、それだけでは足りないということです。

労働時間とは何かを
きちんとご説明できるでしょうか?

今回のお話は、当たり前の話だったかもしれません。

しかし、本当に重要なことです。

例えば、魚類とは何かを定義づけられないと
蛙やクジラが魚類であるかの判断はできません。

そこで、本当に重要な話だと思いますので、
お話をさせていただきました。

そして、労働時間の詳しい定義や適切な対応策を知りたい場合、
専門家に相談するのが最も確実です。

正しい知識を持ってください。残業代無料相談実施中(97%の企業で効果的な対策案実績があります)

最後まで、お読みいただき、
ありがとうございました。

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