新入社員へ就業規則を説明する際に最も大切なこと

 

 

 

 

 

 

就業規則の従業員説明会とは何か?については以下の記事をお読みください。
就業規則の従業員説明会とは何ですか?

この時期(春)は新入社員への就業規則説明会
のご相談が多い時期でした。

新入社員に対して行われる就業規則説明会は、
就業規則を使った研修に近いものになります。

さて、就業規則の説明をする際に
1番大切なのは何でしょうか?

会社のルールがどうなっているかを
説明することでしょうか?

もちろん、それは大切です。

言うまでもないことだと思います。

しかし、もっと大切なのは
「なぜ、そのルールがあるのか?」
についてのご説明です。

「なぜ、そうしないといけないんですか?」
と聞かれた場合に、

「そういう決まりだから」
と言っていないでしょうか?

「なぜ、そのルールが必要なのか?」
について丁寧にご説明するようににしてください。

そもそも、規則(ルール)があるのには
理由があるはずです。

それをご説明することで、どこか『他人事』
であったルールが自分事に変わります。

本当に大切なことです。

お金がかかるわけでもありません。

お時間がかかるわけでもありません。

お金も時間もかけずに最も効果が高い方法です。

理由をきちんと説明するというのは
従業員の皆様との関係だけではありませんよね。
全てに共通する最も大切な事です。

研究結果も出ているようです。
説明がどれだけ重要かについては以下の記事もお読みください。
従業員の反発を受けず就業規則の変更の説明するには?

しかし、「なぜ、この規則が必要なのか?」について
きちんととご説明するのは中々困難なようです。

「規則がなぜ必要なのか?」についての説明
に苦慮しているという方は以下の記事をお読みください。

ポイントについて書いておりますので
ヒントになると思っております。

新入社員への就業規則の説明会について

就業規則の従業員説明会については
以下のページにまとめてありますので
ご覧ください。↓↓↓↓
就業規則の従業員説明会まとめ

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執筆者・略歴

執筆者
特定社会保険労務士 小嶋裕司

執筆者略歴

業務の99%以上が就業規則関連である就業規則特化の専門家です。
特に、社内での意見の対立が起きやすい就業規則の見直し時に対立構造を生じさせず、
スムーズに導入する方法について豊富な経験と知識を持っています。

実際、就業規則のスムーズな導入・変更に関する業務経験は、
社員1名の小企業から東証プライム上場企業まで、
広い規模の企業での就業規則の作成・見直しの社員への説明に関わってきたことから、
多くの事例を持っています、

また、青山学院大学社会情報学部ワークショップデザイナー育成プログラムで
学術的・理論的な知識も学び、実践と理論の両面からのアプローチが可能です。

なお、事務所が就業規則業務を請け負った際、
新制度を社内にスムーズに導入するためのご相談を受ける割合は、
2代目社長の会社を中心に、就業規則依頼企業の8割超に及んでいます。