定額残業代に対する大きな誤解 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

定額残業代は既に改めて解説をする必要もないほど
多くの企業で導入している制度です。

導入していない場合も、
どのような制度かはご存知でしょう。

一定額をあらかじめ残業代として
支払うというものです。

固定残業代と言われることもあります。

例えば、2万円(10時間分)を
あらかじめ残業代として
支払うというようものです。

基本給に組み入れるパターンもありますし、
手当として支払うというパターンもあります。

実は、この制度には大きな誤解があります。

この制度は、例えば2万円まで
(又は10時間まで)残業代が
でないという制度ではありません。

たとえ1時間も残業をしない月でも
2万円分(又は10時間分)は残業代を
あらかじめ支給するという制度なのです。

それを超えた分については
追加で全額支給しないといけないので、

直接的には会社にとって
残業代削減(対策)にはなりません。

そもそも残業代をできるだけ
少なく支給したいのであれば、

働いた時間数分を払えば
最も額が少なくなります。

「あらかじめ〇万円(〇時間数分)を支給します。
それを超えたらその時間数分を支給します。」

このような制度が直接的な残業代削減に
つながるはずがありません。

考えれば当たり前のことです。

それは、手当として支給しても、
基本給の中に組み込む方式であっても
同じです。

いわゆる定額残業代は
以下のような目的から支給するものです。

➀残業が少ない会社は毎月の給与額が
変わることがなくなります。

➁残業してもしなくても変わらないなら、
残業せずに時間内に仕事を終わらせよう
と頑張ります。

その結果、「残業自体が減る」ことになり、
結果として残業代が減ることにはなります。

➁は残業問題を解決する一つの方法で
あるかもしれませんが、

同じ時間働いたまま残業代を
直接的におさえる制度ではないのです。

最後まで、お読みいただいありがとうございました。

追記・関連記事
定額残業代に厳しい判決が続いています~定額残業代導入でのポイント
定額残業代に対する判例の傾向
定額残業代が裁判で否定された場合、どうなるか? ~残業代の計算方法!

労務問題(労使のトラブル)を複雑化させない6つの視点を手に入れる就業規則メールセミナー

このブログへお越しいただいた方は、何らかの労務問題を解決したいと思って、お越しになったのだと思います。しかし、労務問題を複雑化させている多くの企業が共通の間違いをおかしています。労務問題は起きてから対処するよりも、そもそも生じさせないことが1番です。

この『間違い』に気づいていただくことが労務問題を生じさせないために必要です

そうでないと、仮に、目の前の問題を何とか解決出来たとしても、また似たような問題が出てきます

しかし、就業規則の規定の作り方を解説した書籍やセミナー等は多数存在していますが、このようなトラブルを生じさせないために必要な視点について網羅的に学べる場は中々ありません。

そこで、多くの企業が共通しておかしている『間違い』を6つにまとめたメールセミナーを行うことにいたしました。私の経験上、労務問題を生じさせている企業のほとんどがこの6つのうちのどれかに該当しています。現在、御社がそのような状態でないしても、この6つを押さえておくことで、将来、問題が起きたときに、深刻化しなくなります。

無料メールセミナーをご受講いただき、労務問題を生じさせないようにしてください。

更にメールセミナーについての詳細をお知りになりたい方は『務問題を生じさせない6つの視点を手に入れる就業規則メールセミナーページをご覧ください。

メールセミナーの後にはメルマガもお送りします。

追伸

メールセミナーは1年を通じての募集はしないことに決定いたしました。内容を変えてお送りすることはあるかもしれませんが、今の内容のメールセミナーは2018年2月から募集を停止しています。停止する理由についてですが、「無料でお伝えする内容ではない」というご意見をお客様から頂いたからです。次回の募集は、確実なことは言えませんが、2018年4月を予定しております。どうか、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

追伸2

メールセミナーの募集を停止してから、非常に多くの方から「早く、メールセミナーの再募集をお願いします」というご要望をいただきます。しかし、いったんお約束したことを破るわけにはいきません。次の募集は4月以降になります。もし、現在、残業代、賃金、会社の秩序維持等の具体的な切迫した課題をお持ちでしたら、具体的な解決策を無料で提案する就業規則コンサルティング(無料)を行っておりますので、そちらをご利用下さい。労務問題解決のための就業規則コンサルティング(無料)のお申込はこちら

どうか、ご理解のほどよろしくお願いいたします


メールセミナー詳細ページ

コメント

コメントは停止中です。