製造業の残業問題 ~製造業界特有の問題(中小企業の場合)
当事務所のは製造業のクライアントは多いですが、
残業の問題で悩まれている会社は多いですね。
製造業に関しては、残業代の問題で
いつも思うことがあります。
作業効率を上げて残業時間の削減というのは
けっこう難しいということです。
私も様々な理論を学びましたが、
そもそもその理論を習得するまでに
時間がかかりすぎてしまいます。
もっと簡単な方法でご提案いただかないと
中小企業では困難でしょう。
実は、製造業の現場で働いたことがあったり
労働の現場をみれば簡単にわかる
残業対策がけっこうあります。
その労働の現場について1番詳しいのは
外部の専門家ではありません。
会社の方です。
例えば、1週間のうちでも忙しい曜日
とそうでもない曜日があります。
時間帯についても同じでしょう。
それにもかかわらず、毎日9時~18時
としている会社がほとんどです。
これを見直すだけでも全く違ってきます。
月曜日 6時間
火曜日~木曜日 8時間
金曜日 10時間
このようなシフトの週があったとして、
金曜日は8時間を超えているので、
2時間分は時間外労働になります。
予めシフトで示していたとしてもです。
しかし、一定期間で
週40時間以内に収まっていれば、
時間外割増賃金を支払わないで済む制度もあります。
もちろん、法律に関しての知識があるのが
前提となりますが、
会社の方から専門家がきちんと
ヒアリングすることで
時間削減の方法が見えてきます。
もちろん、労働時間の問題になりますので、
その内容は就業規則に明記しておく必要があります。
経営者にもある程度譲るところは
譲っていただくことは必要でしたが、
実際に多くの会社で残業を削減しました。
残業の問題を効果的に解決したい製造業の経営者の方へ
当事務所は、独自のヒアリング方法で
独自のヒアリング方法と法律に関する深い知識で、
残業代の問題を効果的に解決。
会社の現場に合わせた最適な解決策をご提案します。
全く何の有効なご提案ができなかった
という経験はほとんどありません。
以下のリンクをクリックして詳細をご確認ください。
残業代対策でお困りの製造業の経営者へ。無料相談を実施しています。詳細はこちら
最後まで、お読みいただき、
ありがとうございました。
関連記事
製造業の会社からは着替えの相談をされることが多いです。以下の記事をお読み下さい
着がえ(更衣時間)は労働時間ですか? ~本質的な理解が必要です
その他の関連記事
業種別の法律(労働基準法)の特例~知らずに就業規則を作成するのはヤバいです
残業代削減問題でご依頼の多い業種~保健衛生業、建設業、IT業
残業の削減には労働時間に関する正しい知識がスタートです